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No.50 ご契約後の変更 Oct. 5.2003 Sun

今日も天気が良く外は清々しい。
事務所にいるよりもはるかに気持ちが良い。

幸いにも今日は朝から展示場でのお打ち合わせがあり朝一番に事務所を出た。

展示場まで車で約30分。
日曜日の朝で車も少なく快適なドライブ。
途中コンビニに立ち寄りカフェラッテというコーヒーを買う。

どこか遠くにでもドライブに行きたいな・・・

と思っているとあっというまに展示場についてしまった。
一気に現実に戻ってしまうこの空しさ。

そう、今日はT邸接骨院併用住宅の最終の図面とお見積もりの提示でやって来た。
ご契約時より約250万円UPとなったお見積もりをご提示する。

ご契約時の金額は、その後のお打ち合わせでどんどん変化をしていく。
お客様との合意の下でご契約時の金額はあるもののその後のお打ち合わせで色々追加が出る。
もちろん、ご契約時の建物仕様や装備品はそのまますぐにでも生活が出来る内容なのだが、お打ち合わせでは必ず何かしらの変更がでるものだ。

今回、T邸での主な変更は下記の通りである。

(医院部)
・天井の高さを高くしたい。
・お客様直工事予定だった医療用照明やカーテン、備品類を当社に発注。
・インテリア(特に待合室)をさらに充実にする。
・店舗サッシを2.5mから3.0mに変更。

(住宅部)
・照明を間接照明にする。
・LDを広げる(建物外形を大きくする)。
・インテリアをさらに充実する。

などなど、他にも細かいところも多数変更が出た。

ご契約時前にそれなりにお打ち合わせをさせて頂いているのでそのまま建てても良いぐらいなのだが、どうも時間の経過と共にお客様の心境が変わるらしい。
最初はきつい財布のヒモもご契約後にはせっかくだからと緩んでしまう。

ご契約前、我々も他社と競合しながら、多少金額面で不利であってもある程度の高価なものを入れてある。
木の壁にしたり、キッチンなどはガラストップコンロ、キッチンパネル、浄水器などかなりグレードの高いものを入れてある。
後でお客様をガッカリさせたくはないし、良いものは良いのだから多少高くても入れてしまう。

一番嫌いなのは、ご契約するために必要最低限のものだけを入れて図面、見積もりを作成しご契約をしようとすることで、このあたりは、一部の住宅メーカーで時々話を聞くところでもある。

もちろんそのようなメーカーには金額面でははるかに不利であるがきちんと仕様やその根拠をご説明させて頂くと、ほとんどのお客様はご納得して頂ける。

また本来は、詳細なお打ち合わせをさせて頂いてからご契約といきたいところでもあるが、設計料をとらない当社のようなメーカーは経費も掛かるので、クロスの品番を決めたりスイッチやコンセントの数や位置などのところはご契約後にお打ち合わせをさせて頂いている。

グレードやシリーズなどは決めさせていただくのでご契約後にシリーズを変えない限り金額もそう変わることもない。

それでも今回T邸のようにご契約後にどんどん変更となってしまうお客様も少なくないのは事実であって、中には工事中にどんどん変更をしたがるお客様もいる。
逆に全く変更がないお客様ももちろんいらっしゃるが。

今日は、完成した図面と250万円UPのお見積もりをご提示したが、今までのお打ち合わせ中にもだいたいの金額UPをご説明していたので、すぐにご納得頂く事が出来た。
お客様からは、案外上がらなかったですねとまで言って頂いた。

そして、快くGOサインを出して頂き本格的に工事の段取りが始まっていく。



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