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"住まいの日記帳"
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No.20 |
真っ直ぐ素直に正直に |
Jan.18.2003 Sat |
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・上記図面:明日ご提示するF邸
最近は、ただの風邪どころかインフルエンザの認定を受けている社員も目に付く。風邪を良くこじらせる自分としては、電車の中でも咳き込んでいる人から離れる季節、真っ最中だ。
今日は、午前中T邸のご契約前の折衝お打ち合わせを行った。初めてお会いしたお客様であるが、一応無難に進めることが出来た。お話では、へーベルさんと競合中。今後の展開は、今日時点では読めなかった。
午後は、別な設計士が予定していたお客様とのお打ち合わせを代わりにすることになっていたが、急遽その設計士の都合がついたので取りやめとなり、事務所で図面の作業を行った。
今日は、昨日よりプランを進めているF邸の仕上げを中心に行った。明日の午後16時にお打ち合わせをする予定になっている。今朝方、図面の仕上げ前だが積算に概ねの図面を渡してあったので、午後にはその概算としてのお見積もりも上がっていた。営業は、外回りをしているのでまだその金額は知らないが、帰ってきて見たらかなり驚くだろうな、という金額である。プランを作っている私は、大体のところ作りながら金額が読めるが、営業はどんなプランと金額になるかは、出てみないと分からないのだ。いつも一緒にいるわけでもないので。
それでも、お客様とお会いしている自分は、常識的なコストをわきまえつつ、何としてでもご要望に叶うプランを目指す。だが、コストを上回るプランが時々出来てしまうこともあるのが正直なところである。
そして、今日のプランと概算のお見積もりは、お客様のご要望を満足しつつ、コストは大きいものとなってしまった。普通に考えれば、厳しい感があるのだが、F邸のお客様は値段よりも内容を重視される傾向にあるのは、先日のお打ち合わせよりわかっている。むしろ、値段の大小よりもプランがまとまっていない方がお気に召さない印象を自分としては持っている。
結果としては、ご要望の部分を取り入れながら、自分も満足したプランが出来たが、概算お見積もりは、予定よりも数百万円オーバーしている。ただ、プランには自身があるのでそのまま仕上げた。明日、お客様にご提示をし、すぐにはご結論は出ないものの、その反応が楽しみである。色んな部分で語らせて頂けるところが多いので明日のお打ち合わせを楽しみにしている。
過去来、最終的には細かい差の金額よりもプランや性能が良いものの方がお選び頂いていることが正直多いのも事実である。今後長年、お付き合いをして頂く住まいに安心を持ちたいからだろう。だから、我々もその為のプランと性能を求めているのである。
ただ、同じ姿勢で望まれている住友林業さんもいるので、どうなるかはわからない。建物の性能に差が無いのならば、最終的ご判断はそのプラン、外観の意匠、そして金額になる。
明日は、自信を持っているプランを真っ直ぐ素直に正直に語らせていただくことを、今晩、営業マンと確認をしあった。 |
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