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No.5

"エゴとヤマボウシ"


2002.12.01 公開
2005.08.11 改訂
2008.10.01 改訂
2016.11 改訂

エゴ ヤマボウシ


緑豊かな環境に位置するとある新興住宅街。この中に、社宅(マンション型)住まいを長く続けられていたご夫妻は新居を構えられました。お庭への強い憧れは、門から玄関までのアプローチの途中にあります「エゴ」と「ヤマボウシ」となって表れることになりました。

95坪の余裕のある敷地は、南側に大きく残地を生み出し、その半分をアプローチ、もう半分をウッドデッキと芝生の空間としています。

アプローチを彩る木々、また、枕木やレンガブロックなどの多彩な素材を使用しています。中でも、「エゴ」と「ヤマボウシ」が大変目に付きシンボルツリーとなっています。

また、お庭側のほうは大きなウッドデッキ、芝生、3段積みのレンガなどを使い、機能的なお庭となっています。

建物本体に気を取られすぎなお客様も多いですが、最初の計画段階から外構工事費の枠もきちんと確保されることをお奨めします。良い住まい作りは、きちっとした外構計画が大きなポイントとなります。せっかくの家も外構が貧弱では台無しです。

どうぞご覧下さい。


(建築Memo)
Title: エゴとヤマボウシ
建築地: 埼玉県上尾市
用途地域: 第1種住居地域
敷地面積: 315.35㎡ (95.5坪)
延床面積: 171.03㎡ (51.8坪)
総工費: 建物本体:約3,800万円
外構:450万円(植栽費:170万円含む)
竣工: 平成13年8月
家族構成: 夫婦(40代)
子ども3人


外構計画図、及び、1階平面図
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外構写真
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「エゴ」
エゴノキ(Styrax japonica)はエゴノキ科の落葉小高木。北海道~九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られる。
和名は、果実を口に入れると、喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに 由来する。 チシャノキ、チサノキなどとも呼ばれ、歌舞伎の演題「伽羅先代萩」に登場するちさの木(萵苣の木)はこれである。

「ヤマボウシ」
ヤマボウシ(山法師、山帽子、学名 Benthamidia japonica )は、ミズキ科 ヤマボウシ属の落葉高木。高さ5~10メートル。幹は灰褐色。


外構計画の一例をご紹介しました。住宅計画は、建物と同様に外構計画も同時にしっかり考えることが必要です。そして、相応の予算も入れておかれると良いでしょう。せっかく立派な家でも外構により見栄えはもちろんのこと使い勝手にも影響を与えます。1階平面図、また、外観は、ぜひ外構も含めて計画してください。



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