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"住まいの日記帳"


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No.55 時代とインテリア Apr.26.2004 Mon

最近は超忙しくホームページも4月も終わりだというのに「Winter style」のままだった・・・
パソコンでのメールチェックをしない日々も結構続いたな・・・

手っ取り早く「Usually style」に変更し、いつ更新出来るかわからないのでその対策をとってみた・・・

某パイロットの「パイロットダイアリー http://www.naoman.com/ 」も久しく更新がされていない模様。なんかあったか?

そして今日はN邸(2003.12.11の日記にも記載)の最終の図面がようやく完成した。
予定より約1週間送れだったけど・・・でも工期には問題なし!

初めてお客様とお会いしてからかれこれ半年が経ち、ようやくこの日を迎えられた。

なかなか盛りだくさんのお住まいで図面の枚数は40枚となった。

特徴は、地下車庫付き、大きなフキオロシの屋根、茶室と水屋、そして2世帯住宅。

内装もモダンで限りなく黒に近いフローリングに真っ白な壁とのコントラストでカッコ良いと思う。

お母様も若奥様も初めて黒のフローリングご覧になっていただいた時からその虜になってしまった!

最近、非常に黒が流行っており、黒の床に黒の扉でまとめるインテリアがやたらと出る。

個人的にも好きなのでついつい勧めてるところもあるのだろうけど。

この辺のインテリアの色調は、どうも時代背景に沿っているところもあるようだ。

バブリーな時代は、ゴージャスな色調(例えばダーク色)が多々選ばれていたが、崩壊後はしばらく中間色(ミディアム色、悪く言えば無難な色)でまとめることがほとんど。3~4年ほど前からは明るい色(ライト色)がかなり出て行った。

車でも不景気な時代は白色が多いというのも同じようなものかもしれない。

そして、昨年ごろから今度はモダンな色合いが流行りだしてきた。

また、本物志向も流行りだす気配があり、インテリアとしては本物の木をふんだんに使った突板や無垢材での扉などが着々と各建材屋が売り込みを始めている。

扉あたりも言わゆる貼り物で1枚5万円するものが、突板で10万円、無垢だと15~20万円してくる。

平均的な30~40坪の家で扉が10枚あるとすると、貼りで50万円が、無垢だと150~200万円となり、坪にして約4万円も変わってくる計算になる(単純計算)!

採用するかしないかはお客様次第だが、そんな気配がややあるのかな・・・

もちろん質感は全然違うが、そのかわり周りの家具もそれなりのものにしないとチグハグなインテリアにはなっちゃうだろうが・・・

でもリビング周りだけ使ってみるもの楽しいかも・・・



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